プロフィール

Lin

Author:Lin
兎道修験行者/モル道入門/猫置屋女将




【うちの子たち】
千夜
(ちや 満8歳半・♀)
多分、ヨモママたち(↓下記)と血縁。約生後1ヶ月時に保護。
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Michaeljackson
(マイケルジャクソン 満7歳♂)
モノママの息子・Bioの兄弟。生後3週間未満時に保護。
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Luca(ルカ 満7歳♂)
ヨモママの息子・Cibaの兄弟。約生後2ヶ月時に保護。
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多頭飼育崩壊現場からレスキュー、
Lin家から養子に出た子たち

あうち

2013年4月21日養子へ
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きっちゅ
2013年4月28日養子へ
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くーる
2013年5月3日うーぴと一緒に養子へ



うーぴ
2013年5月3日くーると一緒に養子へ
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あんこ
2013年6月9日養女へ
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不二子
2013年7月13日養女へ
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サバ
2013年7月13日養子へ
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Vivi(びび)
2013年10月6日養女へ
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【預かり・代理募集でLin家から送り出した子たち】

まがも

2013年7月養子へ
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つぐみ
2013年8月養女へ
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うずら
2013年8月養女へ
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ふう
2013年10月養子へ
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ひらり
2013年10月26日 きららと一緒の家に養女へ



きらら
2013年10月26日 ひらりと一緒の家に養女へ



ふわら
2013年11月1日 養女へ



Lion(リヨン)
2013年12月17日 養子へ



Noel(ノエル)
2014年1月25日 養子へ



Carol(キャロル)
2014年1月25日 養子へ



Opera(オペラ)
2014年5月養子へ



Viola(ヴィオラ)
2014年6月養女へ



Elm(エルム)
2014年7月ダーリアと一緒に養子へ



Dahlia(ダーリア)
2014年7月エルムと一緒に養女へ



Daisy(デイジー)
2014年7月養女へ



Poplar(ポプラ)
2014年7月リリと一緒に養子へ



Lily(リリ)
2014年7月ポプラと一緒に養女へ



Daphne(ダフネ)
2014年8月養女へ



Ziggy(ジギー)
2016年8月 養子へ
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BeBe(ベベ)
2016年10月 養女へ





【私が保護し、Lin家から
送り出した野良猫ファミリー】

ヨモママ
(現在名:ルッコラさん)
ルカ、Ciba、クッキー、あずき、諭吉の母猫。2012年夏、養女に。
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モノママ
Mj、Bio、ポポ、銀次郎、大・福の母猫。2013年夏、息子のBioと一緒に養女に。
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Bio(バイオ)
モノママの息子。2013年夏、モノママと一緒に養子に。
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Ciba(シーバ)
ルッコラさんの息子。2012年秋、銀次郎の家に養子に。
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クッキー
ルッコラさんの娘。2010年夏ポポと一緒に養女に。
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ポポ
モノママの息子。2010年夏クッキーと一緒に養子に。
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あずき
ルッコラさんの息子。2011年春、養子に。
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諭吉
ルッコラさんの息子。2011年春、養子に。
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Giga(ギガ)(現在名:銀次郎)
モノママの息子。2011年秋、養子に。あとからCibaも迎えられました。
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Duo(デュオ)(現在名:大)
モノママの息子。2011年夏、兄弟の福と一緒に養子に。
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Eao(イーオ)(現在名:福)
モノママの息子。2011年夏、兄弟の大と一緒に養子に。
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宇宙飛行士が「それなり」に

まだ11月というのに、1月2月並みの寒波と大雪。
先月半ばの訪問の際に、すでに死ぬほど寒い思いをした旭山動物園なので、
今回は南極だって北極だって大丈夫なくらいの重装備で挑みました。
おそらく、動物園の最高気温は-5℃以上は見込めないと読み・・・

まず・・・薄手のヒートテック肌着の上に厚手のヒートテック肌着を重ね着して、
その上にヒートテックのフリースにさらに厚手のフリースの上着。
そこへインナーダウンを重ね着したダウンコート。
(つまりダウン2枚重ね。どちらも1枚では薄手のタイプなので)

下半身はヒートテックのスパッツに極暖裏地のジーンズ、ヒートテックのハイソックスに
さらにパイル地の厚手の靴下、防寒ブーツ。もちろん帽子にマフラーにマスク、厚手裏地の手袋。
万一?のため、足先と腰に貼るカイロも準備。
これ以上は絶対無理  、というくらい着込んで朝一のバスで旭山動物園に出発しました。
この着ぶくれ状態、動物園に というより、宇宙飛行士なみ・・・

新しいカメラの試運転と、そして先日、屋外放飼場にデビューしたばかりの
アムールヒョウの赤ちゃんを見たいがため、です。

結果的には服装は正解でした。
特に午前中は横殴りの吹雪、園内の気温は-4℃だったもの。
それでも顔と、カメラを操作する手以外ほとんど寒さを感じることなく快適に過ごせました。
ウールのコートに華奢なブーツ、なんていでたちのデート中の若者が
「もう無理」と休憩所でガタガタ震えて紫色の唇をしているのを、
ふふん、と嘲笑の眼差しで見送った私。
だてに宇宙飛行士みたいにモコモコしてるんじゃないんだぜ。

今回ももうじゅう館とホッキョクグマ館あたりを何度も往復。
何度も往復しているうちに、山の上の施設まで上る元気がなくなっていく・・・と、いつものパターン。

使い慣れないカメラに四苦八苦しながらもとりあえず撮ってきてみたら・・・
予想以上に、これまでのカメラでは撮影できなかったものがそこそこきれいに撮れていて、
やっぱり目的別に選んでよかったみたい、と思えました。


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アムールトラのザリア。最近息子のソーンとは親離れで別展示に。


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娘のナージャとは一緒です。しょっちゅうザリアが仕掛けて追っかけっこやじゃれあいを繰り返す。
ナージャはまだ母親ほどの体格にはなっていなかった。
こういう動きが激しいシーンは前のカメラでは無理だった。


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「ママ、また来る?来る?」とドキドキわくわくのナージャ。
ザリアもナージャも、若い個体の肉体は躍動的だなぁ。


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アムールトラの檻の前には、のん の喪中看板が。
「老衰」という言葉だけが唯一の慰め・・・


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そして、隣の放飼場には、ライラの喪中看板が。
レイラはさすがに1日中出されていませんでした。
(午後、バッグヤードの扉は開いていたので、レイラの意思に任せていた、ということなのかも)



で、お目当てのアムールヒョウの赤ちゃん。

お世辞にも広いとは言えない放飼場、見学の間口のスペースも限られていて、
その上真ん前に木やら看板やらで、撮影できるポイントはほんのわずかなのに、
ものすごい望遠レンズの隊列がズラリ。
が、なかなか赤ちゃんの姿は見えず・・・(バックヤードの扉は開放状態)

あきらめかけた頃、ちょろちょろと1匹、ちっちゃいのがちょっと出てきた。


20171120zoo6.jpg 
並み居る豪勢な望遠レンズの隊列の中に割り込み、
私も最大60倍率でやっと撮影した、アムールヒョウの赤ちゃんの顔です。
うちのまいこ~くらいの大きさかなぁ。かわいいっ


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おそらく雄雌の双子のうちの女の子。ものすごく活発なんだとか。
おそらく男の子の方は寝室でママにべったりしたまま。
あまりの人の多さで、あとからまたゆっくり・・・と後にしたら、
そのあとは何度行っても、ぜんぜん出て来ないままとなりました。



 アムールトラやユキヒョウ以上に絶滅が目前と言われているアムールヒョウ。
20数年ぶりに成功した繁殖とのこと。
この子たちにかけられる期待もさぞかし大きいことでしょう。
しかも、人工哺育ではないという点もすごい。


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となりのユキヒョウ舎では、やはりこの秋に母親のジーマと離れて独り立ちしたリヒトが
1頭ですごしていた。
あぁ、あんなにかわいかった赤ちゃんもあっというまに・・・
これも檻の一番向こう側にいたのを最大倍率で撮影。



まぁ、うちの子たちも赤ちゃんぽくてかわいかったのは生後2か月程度だったものね。
まいこ~にミルク飲ませて、背中をポンポン指でたたいてゲップさせてた頃が懐かしいわ・・・


それから、ペンギン館の水中トンネルは、これまでは撮影できないからと、
いつも足早に通り過ぎるだけだったんだけど、今回ちょっと頑張って撮影してみた。


20171120zoo8.jpg 
おや、外光不足の割にはぶれずに写ってた。


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あとは私の反射神経次第、と少し手ごたえ。



そこで気をよくして、やはりいつもは撮影できなかった、アザラシ館の名物、円筒くぐりを撮影。


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この春に生まれた、まだ子供のアザラシが、オトナのように高速ですいーっと上がれず
パタパタ前足で漕いで、懸命に上に登ってゆく。


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どうにかこうにか上り切って、思わずみんなで拍手。


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もちろん大人のアザラシは速い。速いだけでなく・・・


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時々筒の中で立ち止まって、こちら側をじーっと観察。知り合いでも探しているのかな。
なんかシュール・・・



アザラシ館の筒抜けも撮影できて、「あー、無駄な買い物にならなくてよかった」と一安心。


それなら、と、これまでもどうにかこうにか撮影できていた水中のホッキョクグマ、
今季からもぐもぐタイムは1日1回なので、30分も前から水槽前で待機。


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夏季営業中は1日2回だったもぐもぐタイムが今季から1回に減ったことを
まだ呑み込めていないらしいイワンが苛立ち気味で開始を待つ。
「なんか、遅くね?」


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餌がプールに投げられてくる方向をじっと見つめるイワン。(ガラスが曇っている)
正直2年前までは貧相でブサイク・・・と感じていたこのオスグマ、いつの間にこんなに美しく。
警備係の人は「イワンだ」と言っていたけど、ほんと~?  と、いまだに違うような気がしている・・・


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ざっぶーーーん!と豪快にダイブ。水泡がきれいに撮れる!


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「そうれぇーーい!」と自在に水中を泳いで投げられた魚をゲットする。


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白い被毛がゆらゆら、夏よりずっとふんわりしています。


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本当に水中のホッキョクグマの素晴らしさときたら。
こういう命を絶やしそうになっている人間の社会って、それで本当に幸せと言えるんだろうか、と
いつもいつも同じことを考えてしまう。



ところで今度新たにオープンする円山動物園のホッキョクグマ舎は、
報道の写真を見ると、旭山動物園のペンギン館の水中トンネルがあるプールになっていた。

ということは相当深くて、複雑な構造になっているんじゃないかな。
・・・また耳を塞ぎたくなるような事故が起こらなきゃいいけど・・・と今から心配。


20171120zoo23.jpg  
「俺の角、立派だろ?」と誇らしげなエゾシカや・・・


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アザラシ館の飛べないカモメや、


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時々お客さんを驚かして遊ぶ、エゾヒグマのトンコも雪まみれになって元気そうでした。



というわけで、動物園の動物を撮影する程度なら、私のような程度の腕でも
そこそこそれなりに写ってくれるカメラと確認できた。
(唯一撮影できなかったのは、外光が全く入らず、ウンコだらけの暗い水中を泳ぐカバ・・・)


夜の室内でのにゃんこ撮影は・・・

こういう分野に長けているのは、やはり今までのカメラ。
使い分けるしかないのかなぁ。

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「おりぇはどんにゃキャメリャでもイケメンに写るようににゃってんの!」
母さん、「それなり」に写る方法を探しているところだから・・・



遺してくれたレガシー

私の大好きなライオンのライラが11月7日に亡くなりました。

11月1日に倒れてから約1週間もの間頑張ってくれましたが。

ライラほど少女漫画みたいな風情の雄ライオンはいなかったな。
とにかく目が大きくて、本当に優しく美しい顔をしていた。
(ライラ で検索してみて。私が撮影したものではいい顔が撮れたためしがなく)
世界一のイケメンライオン と言われるのも当然でした。

今は残された22歳の伴侶レイラが気落ちせず、いつまでも長生きしてくれることを祈るばかり。


と、私の好きだった動物たちの訃報が続き、すっかりしんみりしていたところ・・・・

希望を感じられる新聞記事を目にしました。

北海道新聞の11月8日の記事
   ↓
「札幌市円山動物園は来秋をめどに、動物が生活しやすい環境を充実させることを中心に据えた新たな基本構想を策定する。近年、飼育する動物が相次いで死んだことを踏まえ、年間入園者数を100万人にすることなどを定めた現構想から方針を転換。目標人数を盛り込まず、動物の暮らしや生物の多様性保全を重視した内容にする考えだ。」

「飼育舎は人間が見て楽しむ機能よりも、動物が本来暮らしやすい環境を重視する・・・・」
「こうした動物園の役割を明確にする全国初の"動物園福祉条例(仮称)"の制定も目指すという。」

2015年のマレーグマのウッチーの悲劇から、やっとここまで来たか・・・
あの当時、こうであってほしいと切に願った動物園の目指すべきあり方や姿勢というものが、
今2年を経て、やっとこのスタートラインにたどり着いたか、そんな感慨です。
きっと、私と同じ主旨の意見が多数寄せられたのだと思うし、
その後、タツオやポッキーなど高齢動物の最期にあたって来園者の心情に敏感になった園側が、
ようやく来園者の期待がどこにあるのか理解したのかもしれない。

現在のアジアゾーンやアフリカゾーンもこれを機に改修されればいいな。
人の視線から一切逃れられないような室内展示、あれはひどいと思うもの。
初めて室内展示室のタツオやユキヒョウを見た時、これは標本展示だ、と衝撃を受けた。
アフリカゾーンのライオンやハイエナの展示室も、
あれではよほどタフなメンタルでないと耐えられないと思うから。


少し前にはやはり『いたわる飼育 長寿支える 札幌・円山動物園』という記事で、
「円山動物園(札幌市中央区)は、高齢の動物のストレスを軽減するなどして、長生きできる環境整備やケアに力を入れている。同園には国内最高齢のダイアナモンキー、カバなどをはじめ、高齢な動物が多いためだ。飼育係は獣舎で穏やかに過ごせるようにしたり、えさを工夫したりして、長寿につなげている。」という記事があった。

ともかく、いいことです。
そしてこの構想をそのまま確実に策定して、いよいよ「円山動物園は変わった」
「飼育動物第一の動物園」と評価されるようになってほしい。
それなら、無残なウッチーの死、不遇な晩年のタツオの死はどれほど価値あるものになるか。
そしてそれを証明し確信させてくれたポッキーに、改めて感謝です・・・


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ちぃちゃんも早9歳。
あぁ~ 本人含めLin家も高齢化がすすむぅ~
「その仲間に入れにゃいでよ」


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ルカちゃんとまいこ~も7歳半。
時の流れは10年前の3倍くらいの速さに感じる・・・
「あ、りゅかたんは永遠の美少年にゃので、お気遣いにゃく」


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関係ないけど、私の好きな「ボストンベイク」のレーズンパン。
そうよ、アンコじゃないのよ、これ全部レーズン。端から端まで。通常の定義の5倍は入っている。
いつも「やりすぎ。何を考えてるんだろう・・・」と疑問を感じながらおいしく食べています。


動物園で生きて、死ぬこと

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「おかにゃんよ・・・あんた、にゃんきゃ、動物園の楽しみ方、間違ってにゃいきゃ?」
・・・言われなくてもわかっていますとも。


また、訃報が。

旭山動物園の国内最高齢のアムールトラの「のん」が11月1日に死去しました。

21歳7か月でした。
限界と言えば限界。
ポッキー同様、大往生。天寿を全うしたのだから、笑顔で見送る・・・
という心境にはなかなか・・・なれなくてね。
タツオやポッキーに対しても、のんに対しても、どこか心の片隅に罪悪感を覚えるからで。

それでも、10月16日にのんに会えてよかった。

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美しい虎。神々しいばかりのオーラを感じていました。



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上から見た、のんの姿。この痩せ方を見て、胸に突き上げてくるものを必死に抑えた。



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さようなら、のん。ありがとうございました。
ニンゲンのためだけに捧げた一生だったけれど、
それでも楽しい日々や心安らぐ生活はあったかな。



そして・・・奇しくも同日、
その隣の放飼場にいた、老雄ライオンのライラが倒れこみ、立ち上がれないまま、
緊急に麻酔でバッグヤードに収容するという事態が。

そのままバッグヤードで治療中。
展示はもうかなわない  と思ったほうがいいようだ・・・


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10月16日、奥さんのレイラと寒そうに寄り添い合っている姿に心を痛めた。
「世界一のイケメンライオン」と全国からファンが押し寄せる人気者だけれど、
トレードマークの大きな瞳を見開く顔を、この日は一度も見なかった・・・



ライラも21歳。
レイラは22歳。
仕方ない、誰のせいでもない、寿命はすべてのイキモノの宿命。

─と、わかってはいるけれど。

どうかどうか、願わくばライラが元気に復活できますように。
ポッキー同様、ニンゲンみたいに「トシだからムリだー」なんて言い訳しないでしょ。


で、今度はやおら円山動物園のアムールトラのアイちゃんが心配になり、
これから冬季開園前の休園機関に入ることもあり、昨日会いに行った。


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「ままんしゃあ、、、それって楽しくにゃいでちょ・・・」
まあ、心配を解消したいから行くんであって。



アイちゃんはまだ15歳なのだけど、
腎臓疾患のため、9月くらいから思うように食べられない日が続いている。
彼女もいつ非展示になってもおかしくない状態。

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お客さんが、のしのし歩くアイちゃんを見て「想像以上にでけー」とか口々に言うけど、
これでもタツオの2,3周りは小さいのにね。
こうして横から見る分には立派なのだけど・・・


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背後からのアングルでは、驚くほど痩せすぎているのがはっきり。
で、お客さんも「痩せすぎだよね、大丈夫か」という声に変わる・・・


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タツオ健在の頃はころころパンパンで、顔も丸かったのに。
ほっぺのお肉がそげてしまっている。


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ただ、惰性で歩いているだけなようで、足取りにも力が感じられない。
屋内展示室には、口をつけないままの馬肉がそのままになっていた。
アイちゃん、あんた、ちゃんと食べなきゃ。



結局、心配に拍車をかけただけの訪問でした・・・


思うのだけど、うちのにゃんこたちも動物園の飼育動物とさほど変わらない。
この限られた人間の家の中だけしか知らず、外の世界も、限界なく走ることも知らず、
ネズミを捕食する経験もなく、ただ人間から与えられる食べ物の味しか知らず。
それって、檻の中で暮らす動物園の動物と基本的には同じ。

ただ、唯一違うことは、目いっぱいニンゲンと関わって触れ合って、
愛情を感じながら生きていること。

二度と野生に戻すことはできないのなら、動物園の動物たちももっとある意味ペット化させていいのでは。
飼い主代わりとなるような専門専従の飼育員が世話をして、愛情をかけて信頼関係を築いて、
愛されていることを体感しながら生活してもらう。
その方が何かあった時の対処も、治療も容易になる。
そう、何より安全管理と健康管理の上で。

昨今、欧米の動物園にならってハズバンダリー・トレーニングも取り入れているようだけど、
野良猫の里親探しも、子猫のうちは簡単に人間になつくけど、
成体になるにしたがって難易度が増すのと同様、動物園の動物も極力幼いうちから
ニンゲンと直接触れ合うことに馴れさせたほうがいいのでは。
もちろん、実際にはクマやライオンはペットにはならない、という大前提を忘れることはできないけど。


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「ママ、クマの飼育員に転職するにょ?」
かわいいし、興味が尽きない動物だけど、恐怖心には勝てないと思うなぁ。


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この日、ジェイとルークの親子が、ゴハンタイム間近ではしゃいでいました。



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笑顔だね、ジェイ。嬉しいね。


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ルークの嬉しそうな顔!ほんと、ルークはかわいい。


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ヒマラヤグマはかわいい顔で眠っていました。



閉じ込められているだけじゃない、
愛されているんだ、という体感がなければ、結局動物園の動物は哀しいだけの存在。


・・・そろそろ動物園通いも楽しくなくなってきたので、ちょっと間をおこうかな・・・


ポッキーが遺したもの

昨日10月27日早朝に、
国内最高齢(24歳以上)だった円山動物園のサーバルキャットのポッキーが永眠しました。

大往生です。
最期の最期まで、凄まじいまでの生への執念を燃やしていたサバンナの野生の猫は、
ついに─ついに息を引き取りました。

25日夕方から心配していた呼吸困難の病状も出てきたため
園内の動物病院のICUに入院。
前日24日に行った時、呼吸に問題さえ出なければこのまま住み慣れた場所にいられる・・・と
願っていた矢先だった。

20171028zoo1.jpg 
ポッキーが消えたポッキーの部屋。
すでに床の砂もきれいに掃かれ、足跡一つ残ってなく─


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藁の寝床のこのくぼみだけ─ポッキーの気配が残っていた・・・


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 ↑ 園長コメント。
これまで飼育動物の死去に際して、このようなコメントをわざわざ発表したことはなんてあったろうか。
とてもいい内容だと率直に感じました。



20171028zoo3.jpg 
献花台は動物園センター内に。
ポッキーの部屋の前に設置してくれてもいいようなものを。
そう思って、生花ではなくクラフトのリースを用意していたけれど、
まるで園側の従業員みたいな口を利く常連がまた張り付いていたので、ゲリラ戦法も叶わず─


20171028zoo4.jpg 
常連の一人のカメラマン氏が提供してくれたポッキーの遺影。
ポッキーらしい、いい表情です。


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「職員一同」からの供花。
園長コメント同様これも初めて見た。
ポッキー以上の年数を務めている人の方がわずかなのかもしれないものね。
それほどポッキーの死は、職員の人たちにとってこそ大きな哀しみだったのかもしれない。



老いたポッキーの姿を見るたび、心配と感動が重なり、
だんだん心から離れなくなり、、、いつのまにかすっかりインスパイアされていたみたい。
もう二度と、永遠に、あの命に会えることは絶対に絶対に絶対に─ない、
だから、死は哀しい。寂しい。いくら大往生であっても、そこのところはね。。。


それでも、元からポッキーは大事に飼育されていることがよく伝わってきていたし、
特に体調を崩してきてからは細やかに、そして必死にケアされていた。
展示室にいるときからこまめに寝返りをさせたり数回に分けての食餌の介助、
暖房やヒーターだけでなく、体温低下を防ぐため、さらに湯たんぽやドライヤーを使ったり。
ほぼペットのイエネコ同様の徹底したケアがなされていたので、
その点は園の関係者の方々には本当に頭が下がる思いがする。

これがポッキーに対してだけでなく、
たまたまポッキーを担当する飼育員が熱心だったから だけでなく、
園のすべての飼育動物に対して普通になされる動物園であってほしい、と
「改めてその点の重要性に気が付いた」と言わんばかりの園長のコメントにもある通り
これから、そんな円山動物園になってほしいな。
そんなところで共感しあえる動物園になってほしい・・・

ポッキーが偉大なのは、
それをみんなに気づかせ、しっかりと心に刻み付けたから。
それほど、ポッキーの生きざまは、どんな偉人のどんな名言よりも説得力があった。
20170924zoo9.jpg 
さようなら、ポッキー。
本当に立派でした。











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「ままんも、これでとりあえずほっと落ち着くきゃにゃ・・・」


20171028mj2.jpg 
「また気ににゃって目が離せにゃくなる動物を見つけてしまうぞ」
それはいやだなぁ。気になったって、自分で思い通りにできない対象はストレスの元だもん。




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